終わりのない友人のダイエットがようやく成功した

久しぶりに会った友人が、明らかに太っていました。どれくらい太ったかというと、前に会った時より二回りも大きくなりました。

大学時代はとてもスリムだったので、未だにギャップには慣れません。

脂肪が目立たぬようにと、全身黒ずくめで現れましたが、黒を着ても上手く誤魔化せていませんでした。普通に立っていても、全身に脂肪がついているのがわかります。細かった彼女が、まるで脂肪の全身スーツでも身に着けたようでした。

あまりに太ってしまったので、バスで隣の席に座ると窮屈でした。

彼女もそれを気にしていて、二台目のバスからは隣には座らなくなりました。

会わない数年の間に、いったい何が起きてしまったのか。何となく恐ろしくて聞くことができませんでした。代わりに彼女が何度もダイエットに挑戦している話を聞きました。

今までいくつもダイエットを試したそうですが、最後はいつも挫折するそうです。内容を聞いてみると、食事制限をしたり、特定のものを食べ続けるダイエットが多かったです。

しかしどれも彼女の脂肪には敵いませんでした。

私の母も同じようにダイエットをしていますが、だいたい彼女と似た内容で最後は続かなくなって止めてしまいます。ほぼ同じパターンとみて間違いないでしょう。

私と会った時は糖質制限ダイエットをしていました。一日に食べる糖質を制限し痩せるというものでした。彼女は瞳を輝かせて「今度こそ痩せてみせる。これはちょっと自信があるしね」と言いました。

その言葉を聞きながら、母が同じダイエットを一カ月で挫折したのを思い出しました。

色々言いたいことはありましたが、やる気になっている所に水を差しても悪いので、その場は話を合わせておきました。

後日彼女からダイエット失敗のメールが届き、携帯の画面の前で思わず苦笑いをしてしまいました。

母に友人の話をすると、不謹慎ですがちょっと嬉しそうでした。仲間を見つけたようで嬉しかったのでしょうか。

彼女はその後、いくつもダイエットを試しては失敗を繰り返しました。そのうちに私も期待をせずに適当に話を合わせることにしました。そして1年ぶりに再会すると、一回りほど細くなった彼女がいました。

やはり全身黒ずくめの格好でした。どうやらダイエットは成功したようです。

まだまだ脂肪はついていますが、明らかに前より体重が減っています。

あまり時間がなかったので、詳しい話は聞けませんでした。母にその話をすると、今度こそダイエットを頑張ると意気込んでいました。

 

脂肪は少しずつしか減らない

子供の頃からずっと肥満体型だったのですが、飲食の仕事をし始めてさらに肥満体型になり、体を支えている骨が悲鳴を上げてギックリ腰を繰り返し、とうとう腰椎ヘルニアになってしまいました。

身長170cmで体重は90kgありました。毎日仕事帰りに寄り道してハンバーガー、かつ丼を食べ、さらに食後のデザートでコンビニでエクレアやフルーツサンド、そして炭酸飲料を飲む、といった、今考えるとぞっとするような食生活を繰り返していました。

 

病院にお世話になり、先生から「身体が満足に動かないのであれば食事改善をしてダイエットしましょう」という運びになりました。今までに何回もダイエットに挑戦してましたが、激しい運動をして終わったらオレンジジュースをガブ飲みをしまくる欲望に負けるダイエットをしてました。ホントに何の意味もなかったと思います。

 

先生からは「油モノを控えて野菜中心の生活、ヘルシーな生活を心がけてください」と言われました。今回は腰椎ヘルニアで杖をついて通勤するような状況でしたので、何もわからず食事を見直すことから始めました。

まず始めたのは、今までお世話になっていたファーストフードを週に一回、ダイエットを頑張ったご褒美にするようにしました。

いきなり完全に辞めると絶対反動でドカ食いすると思いましたので。次に、バナナやシリアルから食物繊維を摂取することを心がけました。

運動面では、激しい運動はできなくても、歩くことはできますので、エレベーターを使わずに階段を使ったりするようにしました。

油モノ、特にカツ丼は大好きなので、どうしてもこれは譲れないところがありましたので、夜に食べずに昼に食べるようにしました。

 

最初の1ヵ月は、どうしても少し貧血気味(今思えば低血糖)になってしまい、ちょっと辛かったのですが、2ヵ月目になってくると、食生活に慣れてきて体重も落ち始めました。

 

3ヵ月目になると、さらに加速して体重が落ち始めたのですが、ここで調子に乗って1食抜いたりしてしまったことで、後々リバウンドする原因に繋がります。

 

4ヵ月目、さらに痩せて90kgあった体重が62kgにまで落ちました。周りからもかなりビックリされてちょっとチヤホヤされたのですが、5ヵ月目、リバウンドして70kgに戻ってしまいました。

確実に脂肪は減っていたのですが、実は体を支える筋肉が落ちていたことに気づかなかったんです。腰の具合もだいぶ回復してましたので、走ったりもできる状態ではあったのですが、意識が「運動よりも食事」にシフトチェンジしてましたので、運動に対する関心が薄れていました。

 

その日を境に、毎日腕立て30回とプランク、ストレッチを始めました。エレベーターやエスカレーターを避けて階段を使っていたので、足の筋肉はそれほど衰えていなかったのですが、やはり上半身がぽっちゃりしてました。

 

それから約3ヵ月が経ち、ダイエットを始めてから8ヵ月目、身長と体重のバランスがちょうどいい65kgになりました。

見た目はもっと体重がなさそうに見えるのですが、筋肉が付いたことで体重は増えました。筋肉は意外と重さがあるそうです。その後も目立ったリバウンドはありません。

 

 

激しい運動をせずにダイエットに成功したことは実績になったのですが、脂肪は少しずつしか減らない。また、筋肉も少しずつしか増えない、ということを痛感しました。

よくネットやテレビで「これを飲んだら激ヤセ!」みたいなことを耳にしますが、ホントに激ヤセしても、筋肉は運動を続けないと付かないので、健康的ではないと思います。

 

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